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「歯科衛生士のコラム」口のかわき(2012/2/1)


食べ物の消化や飲み込みに欠かせない「唾液」ですが、この「唾液」が少なくなるお年寄りが多くみられるようです。
唾液は、消化酵素を含んでいて消化を助けるのはもちろん、口の中を潤して食べ物を飲み込みやすくする、口の中の掃除、さらにわずかながら殺菌作用も持っています。

唾液が少なくなると、食べ物がくっついてなかなか飲み込めなくなったり、痛み、出血、虫歯や歯周病にもなりやすくなります。食べ物がパサつくだけでなく、ひどくなると口がカラカラになり痛むだけでなく、舌が赤くなるなどの変化が出てきます。

加齢とともに唾液腺の機能が低下して唾液の分泌が少なくなる、そして薬を飲む機会が多くなります。唾液の分泌は自律神経により調節されており、これを介して様々な薬が唾液の分泌に影響します。たとえば、不整脈の薬、頻尿治療薬、胃薬の一種、抗うつ薬など多々あります。また関節痛や腰痛のために鎮痛薬や筋弛緩薬を飲んでいる場合、かぜ薬を常用しているとき、尿を出すための利尿剤なども口の乾きを起こすことがあります。

お年寄りはいろいろな病気を抱えていることが多いため、複数の医院や病院で薬をもらっていることが多く、どの薬が原因かはっきりしないこともよくあります。薬の副作用としても口の乾きは軽視されていることが多く、かかりつけの医師によく相談してみる必要があります。

口の乾きが気になるようになったら、水分をこまめにふくんで口を潤すようにしましょう。その他に自分でできる方法としては、食事のときにはよくかんで唾液の分泌を促すようにしたり、酸味のある食べ物で唾液分泌を刺激する方法があります。
日常生活では、口に刺激を与えないようにすることです。アルコールや香辛料、喫煙などは口の乾きを悪化させます。また、義歯などの不具合についても注意が必要です。
口の乾きや違和感を過度に気にして、神経症的になる人も少なくありません。あまり口の乾きを気にしないように心がけましょう。ストレスの少ない生活、睡眠のリズムを規則正しくし、適度な運動を行うことも大切です。

【歯科衛生士 F】



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